老朽化したビルの外壁が剥落(はくらく)してしまうとの
ご相談をいただき、剥落防止工事を行いました。
剥落とは字のとおり、剥がれて落ちる事です。
ビルやマンションの外壁(コンクリートやタイル)は、
劣化とともに表面から脆くなり、落下の危険が出てきます。
今回施工したビルも外壁に剥落の痕跡が多数ありました。
建物の劣化自体も勿論問題ですが、落下物が引き起こす
被害が問題です。
脆くなったとはいえコンクリートやタイルは硬いため、
通行人や車に当たれば大きな事故につながります。
固い物が上から降ってくるのを想像すると・・・怖いですね。
ネットでは剥落自体を防止する事は出来ませんが、剥落した
物の落下先を制限する事で事故を防止します。
今回は15mm目のネットを設置しました。
エアコンの室外機など、今後のメンテナンス時に支障が無いよう、
場所に応じて設置します。
タイルや5cm程度の剥落ならネットで十分防護出来ます。
あまりにも大きな塊が落下する場合は本格的な外壁修繕をご検討下さい。
施工地域:名古屋市内
使用ネット:ポリエステル15mm目(グレー/防炎)